愛憎ドロドロ復讐劇!『福寿草』【感想・評価・レビュー】

TVドラマ

韓国ドラマ 福寿草/DVD-BOX

冤罪ですべてを失った女性が復讐の鬼と化す

2012年に全108話で放送された『福寿草』をご紹介します!

主演は以前ご紹介した「かくれんぼ」のイ・ユリ。親の再婚でできた義理の妹ユラをユン・アジョン、最愛の恋人役をモデル出身のヒョン・ウソン、ヒロインの協力者をベテラン俳優チョン・チャンが演じています。

韓国では23週連続でケーブル同時間帯視聴率1位という異例の大ヒット!日本では1話30分に編集され、全144話で放送されました。

根には毒を持ち、寒さに耐え、氷を突き破って咲く福寿草のように、数々の困難に耐え忍んで立ち向かうヒロインの愛憎復讐劇。

それでは最後までお付き合いください!

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【あらすじ】

母が再婚したために知能障がいを持つ妹スエと2人で暮らしていた主人公ソル・ヨナは、アルバイトで生計を立てながら化粧品会社への就職を夢見ていました。大学で出会った恋人ハ・ユンジェが勤めるジェイ化粧品の面接を受け、そこで初めてユンジェが社長だと知ったヨナ。

一方、ヨナを毛嫌いし、ユンジェに思いを寄せるチェ・ユラ。ヨナの母とユラの父が再婚したことで2人は義理の姉妹となります。一足先にジェイ化粧品で社長秘書をしていたユラは、ユンジェとの結婚を夢見ていましたが、ユンジェがヨナにプロポーズしているところを見てしまいます。

激しく嫉妬したユラは、ヨナを産業スパイに仕立て上げ、ヨナは会社への立ち入り禁止処分に。必死に無実を証明しようとするヨナが証拠映像を入手し、真相が明るみになるのを恐れたユラは先回り。

そんなある日、ユンジェの妹でジェイ化粧品の開発チーム長ユニが轢き逃げ事故に。轢いたユラはユニを置き去りにして逃げ、そこへ通りかかったヨナが介抱しているところに戻ってきたユラ。ユニはそのまま帰らぬ人となり、ユラの策略でヨナは犯人に仕立て上げられてしまいます。

韓国ドラマ「福寿草」DVD予告編

【みどころ】

突然どん底に突き落とされた主人公ヨナ

知能障がいを持つ妹スエの面倒を見ながら、化粧品会社への就職を夢見て面接を受けた主人公ソル・ヨナ。大学で出会った恋人ハ・ユンジェが勤めるジェイ化粧品の面接で、初めてユンジェが社長であることを知ります。隠していたことにショックを受けて別れを切り出しますが、プロポーズされたところを義妹チェ・ユラに見られ、責め立てられます。

無事ジェイ化粧品に入社しますが、ヨナを毛嫌いするユラに産業スパイに仕立て上げられ、会社を出入り禁止に。無実の証拠を手に入れますがユラが先回り。

そんなある日、ユラの策略でユニを轢き逃げした犯人に仕立て上げられます。最初はヨナを信じていたユンジェも結局信じ切ることができず、憎悪をむき出しに。結局ヨナは服役することに。刑務所でユンジェとの子どもを産みますが、規則によって離れ離れになり、その後事故死したと知らされます。

まさに天国から地獄。

とことん悪女のチェ・ユラ

幼い頃に母を亡くし、資産家の祖母に甘やかされて育ったチェ・ユラ。ヨナより一足先にジェイ化粧品に勤め、社長秘書をしていたユラは、幼い頃からひそかにユンジェを想っていました。何とか気を引こうと食事に誘ったり、熱心に仕事を頑張ったりしていましたが、ある日ユンジェがヨナにプロポーズしているところを見てしまいます。よりによって相手が、嫌悪するヨナだったことでユラは激しく嫉妬。入社したヨナを陥れるため、様々な策略を巡らせます。

不注意からユンジェの妹ユニを轢いてしまい、動転したユラはそのまま逃げてしまいます。しかしヨナが介抱しているのを見たユラは、ヨナに罪を着せることに。ユンジェと警察にヨナが犯人だと話し、自分が犯人だと気付いたパク・チャンドゥ刑事を味方につけ、証拠をもみ消します。ユニが亡くなったことで証人もいなくなり、恋人が妹を殺したというショックで傷心のユンジェに近付き結婚するまでに。

ヨナとユンジェの子テヤンを勝手に養子に出し、事故死を偽装。ヨナの出所後も、真相が明るみに出るのを恐れて妨害工作。真相を知った父と祖母も味方につけ、パク刑事に大金を渡して協力させます。

最後の最後まで往生際が悪いです。本当に最後までイライラ…。

心の支え、ゾルバ

轢き逃げ犯として服役することになったヨナに、ゾルバという人物から励ましの手紙が届くように。冤罪による刑務所内での辛い生活で、ヨナの唯一の心の支えになります。出所後も手紙のやり取りは続き、ついに会える時が来たかと思われましたが…。

ゾルバの正体は、ジェイ化粧品に同じく新入社員として入社したチェ・ガンウク。ガンウクはユンジェの義理の兄で、会長の後妻チャン・ミンジャの息子でした。

ヨナに協力しているうちに惹かれていきますが、自分がゾルバだとは明かさず、表でも陰でもヨナを支えます。持てるすべてでヨナを助けますが、真実を知ったユンジェとヨナを巡る男の戦いに。

ヨナも少しずつガンウクに心が動いていきますが…。

本当に頼りになる!自分を信じて力になってくれる人に惹かれないわけがない!



【主要人物(キャスト)】

ソル・ヨナ(イ・ユリ)

ヒロイン。恋人ユンジェの妹を轢き殺した濡れ衣を着せられ、3年間刑務所で暮らす。そこでユンジェとの息子テヤンを産むも、規則によって離れ離れに。出所後、ユンジェがユラと結婚することにショックを受けるが、無実を証明するために事件を調べ始める。少しずつ真実がわかり始め、真犯人を追い詰める。

ハ・ユンジェ(ヒョン・ウソン)

ヨナの元恋人でジェイ化粧品社長。しかしヨナの無実を信じられず、その後ユラと結婚。幼い頃に母と別れ、父が再婚して継母となったチャン・ミンジャとは不仲。ヨナを妹の仇と憎むが、次第に疑いを持つようになり、ヨナに協力するように。

チェ・ユラ(ユン・アジョン)

父の再婚でヨナの義妹になる。誰からも愛され、しかも思いを寄せるユンジェの恋人であるヨナに嫉妬し、何とか陥れようと画策。自分の罪をヨナに着せ、ユンジェも奪って結婚。ヨナとユンジェの息子テヤンをひそかに養子に出し、しかも事故死を偽装。ヨナたちが真相に近付いてくるのを恐れてしぶとく妨害工作する。

チェ・ガンウク(チョン・チャン)

チャン・ミンジャの息子でユンジェの義兄。父から認知されずフランスで育つが、会社を乗っ取ろうとする母に呼び戻され20年ぶりに帰国。ヨナとともにジェイ化粧品に新入社員として入社。ヨナの無実を信じ、協力するうちに惹かれていく。持てるすべてで協力しながら、裏でもゾルバと名乗ってヨナとハガキのやり取りで心の支えにもなっている。

【感想・評価・レビュー】

福寿草の福寿と復讐は、韓国語では”ポクス”という同音異義なのだそうです。漢字で見るとまったく逆だから、言語って本当に面白い!

いやぁすごかったですねユラ。どこまでも救えない!最後の最後にやっと謝罪の言葉が出ましたが、もう引けないところまで行ってしまってたんでしょうね。でも自分が犯した罪は償わないと。最初のヨナと同じように暴行されてるのを見て、ざまぁ!!!!と思ってしまいました。だってそれぐらいのことしてるじゃない…。

まさかのスエとテイルだったし、まさかのガンウクだったけど、おさまるところにおさまった感じ。でもガンウクとヨナにくっついて欲しかった…。

女のドロドロはやっぱり面白い『福寿草』はオススメ度「★★★★」

最後までお付き合いいただきありがとうございました!

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