勇者を体験する至高のRPG「ドラゴンクエスト ユア ストーリー」【感想・評価・レビュー】

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3DCGアニメになって帰ってきたドラゴンクエスト!

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今回紹介する作品は「ドラゴンクエストⅤ 天空の花嫁」を原案に作られたアニメーション映画「ドラゴンクエスト ユア ストーリー」。

ドラゴンクエストシリーズで初めての3DCG作品として、注目してい方も多いでしょう。

ゲームをプレイした事があるなら主人公の壮絶な人生がどのように表現されているのか? ビアンカとフローラどちらと結婚するのか?など気になる所です。

それでは「ドラゴンクエスト ユア ストーリー」の見所や残念に感じた事を感想と共にレビューしていきますのでお付き合い下さい。




『ドラゴンクエスト ユア ストーリー』のあらすじ

父・パパスと冒険の旅を続けている少年・リュカ。その目的はゲマ率いる魔物たちにさらわれてしまった母を取り戻す事・・・。

魔物たちと激しい戦いの中、リュカを人質に取られ、パパスはリュカの目の前で命を落としてしまう。

それから10年。故郷に戻ったリュカは「天空のつるぎと勇者を見つけ出せば母を助けられる」というパパスの手紙を見つけた。

父の意志を継ぎ、リュカは再び冒険の旅へ出発する。

待ち受けるいくつもの試練、そしてビアンカとフローラ、2人を巡る究極の選択!

そして辿り着く結末は・・・。

「ドラゴンクエスト ユア・ストーリー」予告①

みどころ

圧倒的な美しさの3DCGグラフィック

まず見どころとして紹介しなければならないのが、ゲームの世界観をしっかりと表現してくれた3DCGグラフィック。

感情が伝わってくる作りこまれている登場キャラは、目を奪われるほど生き生きとした表情で物語を楽しませてくれました。

主人公リュカの無邪気な少年っぽさ、そしてヒロインのビアンカとフローラの可愛らしさはしっかりと表現されています。

もちろん魅力的なモンスターもしっかりと3DCGで描かれ、生き生きと動き回るのでそれだけでも高評価を付けたいレベル!

そしてもっとも見ていただきたいのは爽快感のある戦闘シーン!

コマンド入力方式でプレイしていたあのドラゴンクエストが、こんな壮絶な戦闘を行っているのだと想像せざるを得ないカッコよさでした。

特に天空の剣を抜くシーンは鳥肌モノ・・・。

総監督・脚本を担当したVFXの第一人者・山崎貴氏の、ドラゴンクエストをしっかりと楽しんでいただきたい。

要注目の結婚イベント!ビアンカかフローラか?

ゲームのドラゴンクエストⅤの最大のイベントであり、「ビアンカ・フローラ論争」という言葉まで生まれた結婚相手・・・。

今作では人気の高かったビアンカが選ばれるのですが、フローラの優しさが伝わってくる最高の表現をされていました。

もちろんリメイク版で登場したデボラは登場せず、フローラに惹かれながらも本当に大切な相手に気付く展開はほっこりします。

そして天空の花嫁というサブタイトルが意味する通り、その後の勇者誕生に大きな関係があるので未プレイの方はこの物語の中で楽しんでみてください。

タイトルの意味を回収する予想外の結末

この作品には大きな注意点があり、根っからのドラゴンクエストファンから賛否両論の結末が用意されています。

ここで再確認していただきたいのが、「ドラゴンクエスト ユア ストーリー」という映画のタイトル。

この作品はドラゴンクエストの映画化作品ではなく、ドラゴンクエストを愛するプレイヤー(ユア ストーリー)の物語なんです。

原作ファンならドラゴンクエストⅤの物語を体験したかったでしょうが、原作とは違う映画作品と認識した上で見るとしっかりと楽しめるでしょう。

「あの頃、僕らは勇者だった。」のCMのように、初めてプレイした時の感覚が思い出されるエンディングになっています。

いつかこの作品のように、勇者の冒険を体感できるようなゲーム体験が出来るかもしれませんね。




残念なところ・・・。

ドラゴンクエストの世界観をしっかりと表現している「ドラゴンクエスト ユア ストーリー」ですが、いくつか残念に感じる所もあります。

一番に残念なのが「声」でしょう・・・。

話題性を作るためなのか、超豪華声優陣ではなく、超豪華俳優陣が声の表現をしている事・・・。

表情と動き、そして声で表現する事は素晴らしい俳優の方々ですが、声だけで全ての表現を行う声優には遠く及ばないと感じざるを得ない結果でした。

あとは終盤に理由が明らかになるのですが、主人公の成長の過程や冒険と言った内容が割愛されているのは少し物足りない・・・。

ドラゴンクエストⅤの壮大な物語をしっかりと再現した作品はないので、そこらへんはご了承を。

主要人物(キャスト・声優)

・リュカ(佐藤健)・・・パパスの息子で主人公。魔物を仲間にする事が出来る。パパスと死別した後10年の奴隷生活を強いられ、脱走して再び旅に出る。

・ビアンカ(有村架純)・・・主人公の幼馴染で2つ年上の少女。幼い頃にリュカとレヌール城のおやぶんゴーストを倒していた。成長して再会し、魔物ブオーンを倒すため共闘することに。ゲマにさらわれたことで天空人だという事が明らかになる。

・フローラ(波留)・・・サラボナの大富豪の娘で、美しく聡明な女性。サラボナを脅かす魔物ブオーンを倒した男との結婚を父のルドマンに決められてしまうが・・・。

・パパス(山田孝之)・・・行方不明となった妻・マーサを探し出すために息子のリュカと旅に出る。ゲマの策略により、リュカの目の前で命を落とすことに・・・。

・ヘンリー(坂口健太郎)・・・ラインハットの王子で、リュカと共に魔物にさらわれて10年間の奴隷生活をさせられる。リュカのピンチには駆けつけてくれる。

・サンチョ(ケンドーコバヤシ)・・・パパスの従者。忠誠を誓い、助けてくれる存在。リュカが石化した後、息子のアルスの面倒を見ていた。

・ブオーン(古田新太)・・・フローラが住むサラボナの街を脅かす三つ目のモンスター。

・ルドマン(松尾スズキ)・・・サラボナの大富豪でフローラの父。ブオーンを倒した男をフローラの婿とし、跡継ぎに迎えるという条件を出した。

・マーサ(賀来千香子)・・・パパスの妻でリュカの母。魔物にさらわれて消息不明に・・・。

・ゲマ(吉田鋼太郎)・・・リュカの母・マーサをさらい、父・パパスを殺した宿敵。ミルドラースを復活させて世界を絶望の闇に包もうとしている。

・プサン(安田顕)・・・奴隷となっていたリュカとヘンリーの脱出を手引きした人物。その正体は・・・。

・スラりん(山寺宏一)・・・初めてリュカの仲間になるモンスター。

感想・評価・レビュー

ドラゴンクエストの世界観をしっかりと表現してくれた作品だった「ドラゴンクエスト ユア ストーリー」でした。

原案になったゲーム『ドラゴンクエストV 天空の花嫁』の設定との相違点がかなり多いので、原作の知識を持ち込まない方がストーリーが入ってくるでしょう。

多くの方が否定的な意見を上げられていた終わり方は、ドラゴンクエスト好きが主人公という事を知っておけば満足の結末。

正直非常に面白い作品でしたね!

神CM「あの頃、ぼくらは勇者だった。」を思い出させられる物語なので、ドラゴンクエスト好きなら要チェック!

ドラゴンクエストを映像体験できる「ドラゴンクエスト ユア ストーリー」はオススメ度「★★★★」。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。




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