「王の顔」あらすじ・ネタバレ④22話~23話(最終話)

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王の顔」のあらすじをご紹介します!

今回は、あらすじ・ネタバレ③の続きです。

※ネタバレを含みますのでご注意ください!

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【あらすじ・ネタバレ】

大同契(テドンゲ)の一員だった過去がバレて捕らえられたドチは、王妃の手引きで脱獄し、そのまま行方をくらまします。一方光海君は、ソン内官が亡くなる前にカヒに託した龍顔秘書を受け取ります。

ドチが姿を消したまま6年が過ぎ、宜祖と王妃との間に生まれた永昌大君(ヨンチャンテグン)を光海君はとても可愛がっていました。しかし嫡男(ちゃくなん、王と王妃の息子)である永昌大君を世子として推す小北派と、光海君を推す大北派が生まれ対立。光海君派のホ・ギュンが光海君への譲位を画策したことが宜祖の知るところとなり、謀反の罪を着せられて捕らえられます。しかしそれは、王妃と秘かに繋がっているドチの仕業でした。実は女真族の中にもドチの部下がいて、ドチは宜祖に「光海君がヌルハチとの密書を持っている」と密告したのです。それを聞いたカヒと世子嬪(光海君の妻)ユ氏がそれを持って東宮殿(世子の住まい)を出ます。

密書を探し出して謀反の証拠にしようとしていた宜祖ですが、それよりもカヒとの事の方が許せませんでした。そのためカヒが光海君を庇ったことに耐えられませんでした。カヒは席藁待罪(ソッコテジェ、罪人が王に許しを請う行為)までしますが、密書は出しません。結局宜祖はカヒを許しますが、光海君を廃位すると宣言。光海君の廃位は死を意味します。光海君を守るため、カヒはお茶に毒を入れます。

そんな中、光海君は宜祖のもとへ現れ、自分は無実で、聖君になろうと思ったことはなかったと言います。そして龍顔秘書を持ち出し、「王が守るべきは民の顔だ」と諭します。カッとなって掴みかかった宣祖は、お茶の毒がまわって倒れます。宣祖はそのまま息を引き取ります。しかし、いつも側にいるはずのカヒがいないことに、世子嬪ユ氏だけが気付き、カヒの部屋へ急ぎます。すでに毒がまわり倒れているカヒを秘かに王宮外に出します。

王妃は幼い永昌大君を王座に据えようとしますが、周囲の圧力によって断念。光海君に王位継承の命を下します。

カヒの仕業だと気付いたドチは、それを臨海君に暴露。一方光海君も、ユ氏からカヒのことを聞いて憤慨し、処刑することを決めます。しかし諸悪の根源はドチだと思い、最終対決へ。

あれだけの悪行に手を染めたドチも、「民の前で処刑する」という光海君の思い通りにはならないために、自ら首を斬ります。

朝鮮王朝15代王となった光海君は、ある山寺を訪れます。そこにはカヒの姿が。カヒは毒のせいで声を失っていました。命懸けで助けてくれたことに感謝し「もう二度と会いに来ない」と言い、去っていきました。



【感想・評価】

権力は人を狂わせますね。王座にしがみつく宣祖、世子になりたい王子たち、我が子を世子にしたい親たち、王になりたい者、たくさんの欲を見ました。王制なくなって良かったんじゃない!?と思ってしまいます。そもそも大同契(テドンゲ)の大同って平等な世の中のはずなのに、ドチは欲をかきすぎましたね。

最後のお別れが切ない・・・。自分のために父を殺した愛する女性を許せないって、もう詰め込みすぎで何とも言い表せない。

先読みの先読みで返り討ちとか、陰謀ドラマ好きにはたまらない展開でした。

最後までお付き合いいただきありがとうございました!

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