「ブラック~恋する死神~」あらすじ・ネタバレ⑦最終話

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ブラック~恋する死神~」のあらすじをご紹介します!今回は「ブラック~恋する死神~」あらすじ・ネタバレ⑥の続きです。

逃亡したパートナーを探すために人間の体に憑依した死神と、人の死を予見する能力を持つ女性のラブロマンス。人間に憑依したことで人間の感情を持つようになった死神ブラックは、逃亡した死神チェ・スドンを探し出すことが出来るのか!?特殊能力を持つ人間の女性ハラムとの関係は!?

※ネタバレを含みますのでご注意ください。

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【あらすじ】

20年前、父の死の影を消そうとした幼いハラムは影に向けて発砲。しかし撃ったのは、ガラスの向こう側にいて影が映っていたジュンだったのです。真実にたどり着いたブラックは、ハラムが知ることを心配して”怪物””疫病神”と言って突き放します。

しかしその後、目を潰そうとしたハラムを止めに入り、ハラムの母からハラムのそばにいて欲しいと懇願されます。殺されて心臓を盗まれ、海に沈められた13歳のキム・ジュンだったブラックは、人間としてムガンとしてハラムと一緒に生きると決意。ハラムを連れて医者のところへ行き、人質事件で撃たれた時の銃弾が頭の中に残っていて、攻撃的になったりすると説明させたブラック。安心したハラムに、”何よりも美しい宝石のような目”と、ひどい暴言を吐いたことはなかったことに。

その後、人生を懸けてキム議員の悪事を公表するというスワンに、一緒にアメリカに行こうと告げます。スワンはブラックに頼まれてジュンの母に会いに行き、一緒にアメリカへ行こうと誘います。その様子を見届けたブラックは、自分の骨壺を持ち出し、遺灰をパク・スンチョルの骨壺に少し入れて謝ります。

部屋のノートパソコンがなくなっていることに気付いたレオに銃を突き付けて、チェ・スドンと呼びかけるブラック。ノートパソコンにあった映像を見て、スドンがレオの体に入っていると気付いたのです。実はブラックに1人で迎えに行かされたのがレオだったスドン。レオが死ぬと同時にレオの体に入ったのでした。役者になるのが夢だったから時間が欲しいと言うスドンに、ブラックは見逃す代わりに条件を出します。しかしキム議員の息子であるレオはドラマを降板。

一方、ロイヤルグループを任されたマンスは記者会見を開き、タイムマート跡地に慰霊公園を建設することを公表。手術を受けにアメリカへ行くと言うブラックを空港で見送ったハラムは、見送りに間に合わなかったマンスと遭遇。ムジン小学校の裏山の工事が始まると聞いたハラムは、ジュンと埋めたタイムカプセルを掘り出すためムジンへ。その中にはあのテープが…。

ブラックは実母をスワンに託し、残された最後の仕事へ。しかしその後スーツケースの中にSIMカードを見つけたスワンは、ムガンの協力者イ・ビョンテと会いますが、そこに殺し屋チェンが…。

ハラムのためにキム議員を始末しようとしたブラックが訪ねた時には、キム議員は首を吊っていました。しかし自殺するわけがないと疑うブラック。その後レオ(スドン)が現れ、レオがジュンに渡したテープが暴行の証拠テープだったのではないかと言われ、まだ完全ではない記憶を取り戻すためにキム議員の家へ。20年前、ジュンはタイムカプセルの中にテープを隠したのでした。しかしタイムカプセルが掘り出されているのを見たブラックは、ハラムが死ぬのがこのせいだったと気付きます。

ハラムが襲われているところに現れたポン班長たちですが、チェンたちも複数だったことで形勢逆転。全員拘束されて激しい暴行を受け、ハラムは水がはっていないプールにイスに縛り付けられてしまいます。テープにはキム議員だけではなく、ムジン市長のチェ・グンホもうつっていたのです。暴行を受けて死の影が現れたポン班長たちを見て、ハラムはテープの在りかを話すと言いますが、プールに水が入れられ始めます。チェンが電線を投げ込んだところで間一髪ブラックが助けに入ります。チェンを始末し、チェ・グンホに銃口を突き付けて発砲。ブラックはハラムへの気持ちを胸に海へ飛び降ります。その後、病院で目を覚ましたハラムは、ブラックからの手術が成功したというハガキを受け取り涙します。

その頃、ムガンの母ジスが遺書を残して自殺。偶然警察署に来たハラムは、ポン班長たちの話を聞いてしまい、ジュンの死の真相を知ってしまいます。ブラックがスドンに出した条件…それは、ハラムがジュンの死因とムガンの失踪を知らずに生きていけるよう守ってほしい、ということでした。しかし出国記録がないこと、ムガンが飛び降りる映像が防犯カメラにうつっていたことを知り、ハラムと強行班係3班は打ちひしがれます。

その頃ブラックは、天界で裁きを受けていました。人間を殺したことで最高刑である消滅刑を言い渡されますが、007からハラムが真相を知ってしまったと聞いたブラックは、007に口添えを頼み、最高刑”無の刑”に処されます。キム・イップンから最高刑は消滅刑ではなく、存在そのものを失う刑罰だと聞いていたブラックは、その本当の最高刑を望んだのです。すべてはハラムのために…。

ブラックはハラムの両親の事故を防ぎ、ハラムは普通の子として生まれ、死の影が見える目も持っていません。キム・ジュンという存在が、最初からいなかったことになった世界で、ハラムは消防士として生きました。

それから長い年月が過ぎ、幼なじみとして一緒に過ごしたレオから貰ったクリスマスプレゼントを見たハラムは涙します。それはジュンに渡し、ムガンが形見につけていたあのブレスレットでした。天寿を全うしたハラムを、ブラックが迎えに来て2人は再会。



【感想・評価・レビュー】

悲しい結末で終わるかと思ったけど、ある意味ハッピーエンド?でも存在自体がなくなって、誰の記憶にも残らないって悲しい…。1人の存在が消えるって色んな人の人生が変わっちゃいますよね。でもハラムにとっては幸せな人生だったのかもしれません。少女買春もなかったことになってたらいいな…。最後のレオはスドンだったのかな?

そして嬉しいことに、最後にNGシーン集が!私の中に残ってしまったブラックの悲しさも吹っ飛ばしてくれました。

最後までお付き合いいただきありがとうございました!

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