最高の計画は思わぬ方向へ…
2011年のアメリカ映画『モンスター上司』をご紹介します!
モンスター上司に悩む3人を、ジェイソン・ベイトマン、チャーリー・デイ、ジェイソン・サダイキス、モンスター上司役には、ジェニファー・アニストン、ケヴィン・スペイシーなどのベテラン俳優。
それぞれハラスメントに悩まされる3人が、それぞれの上司を葬り去る交換殺人を計画するブラックコメディ。
痛快復讐劇の行方は…?
それでは最後までお付き合いください!
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『モンスター上司』のあらすじ
上司のハラスメントに悩まされているニック、デール、カートの3人。毎日上司を殺す夢を見ながら耐えていたニックとデールでしたが、カートはそんな事までは考えていませんでした。
しかし、上司のDr.ジュリアが自分を麻酔で眠らせている間にレイプしていたことを知り、殺すことを決めます。
3人はプロの殺し屋をネットで雇い、上司を殺してもらうことに。”水仕事の専門家”が訪ねてきて、3人は大興奮しますが…。
みどころ
ハラスメントに悩まされ…
会社の取締役である上司に、昇進を盾にこき使われるニックは、8年間パワハラに耐えてきました。日の出前に出社し、深夜まで残業する毎日でしたが、毎日上司を殺す夢を見て我慢。ついに営業部長の発表がありますが…。
歯医者に勤めているデールは、婚約者ステイシーと結婚して”夫”になる夢を叶えようとしていました。唯一の悩みは、上司Dr.ジュリアのセクハラ。部屋に呼ばれて行くと、下着1枚に白衣のみの姿だったり、ステイシーに近づいたり。
化学薬品会社で経理を担当するカートは、仕事にも人生にも満足していました。誰からも好かれる社長のもとで、唯一の悩みは直属の上司である社長の息子がヤク中であることぐらい。そんなある日、社長が心臓発作で他界し、バカ息子が社長に…。
上司暗殺を決意
上司のハラスメントに悩まされているニック、デール、カートの3人。ニックはパワハラに、デールはセクハラに、カートはバカハラに…。
デールが麻酔で眠っている間にレイプされ、写真まで撮られていたことを知り、怒りが爆発して上司を殺すことを決意。
しかし自分たちで殺すことはできないため、ネットでプロの殺し屋を雇うことに。”殺し屋”とは書かれておらず、隠語で”水仕事”と言われていますが、現れたのは男性相手の”水商売”の男。
その後、バーで殺し屋を探しますが、声を掛けてきた男の提案で、交換殺人を決めた3人は…。
交換殺人
自分の上司を殺すと疑われると思った3人は、互いが互いの上司を殺す交換殺人を決めます。まずは情報収集のために尾行。
カートの上司ペリットが外出したすきに家に忍び込み、箱に入った大量のコカインを発見。しかしその箱を落としてしまい、粉が舞ってニックとデールはパニック。携帯を盗んで家を出ますが、ラリった2人は車内で喧嘩に。
その後、ニックの上司ハーケンの家へ向かい、デールが車で見張り、ニックとカートが侵入することに。しかし戻ったハーケンに注意されるデールが、アレルギーを引き起こしたハーケンの胸に注射を刺し、それを見たニックとカートは刺し殺していると勘違い。
それがハーケンだと知らず、命の恩人になったと上機嫌のデールに、ニックとカートは呆れ顔。
ピーナッツアレルギーのハーケン、コカイン所持のペリットという情報を得た3人はそれを利用することに。
ニックがペリット、デールがハーケン、カートがデールの上司ジュリアの監視をすることで一旦分かれますが…。
残念なところ
コメディなせいか、モンスター具合がリアルではないです。世の中にはもっとひどいヤツがいるので、物足りないと思ってしまう人もいるかもしれません。かなりソフトなモンスターなので、爽快感もソフト。
ただ、キャストが豪華なので楽しめる作品です。
主要人物(キャスト)
・ニック・ヘンドリックス(ジェイソン・ベイトマン)・・・朝から晩まで働きづめ。昇進のために8年間耐えたが…。
・デール・アーバス(チャーリー・デイ)・・・歯科助手。”夫”になるのが子供のころからの夢で、婚約者ステイシーがいるが…。
・カート・バックマン(ジェイソン・サダイキス)・・・化学薬品会社で経理をしている。社長のジャックとは仲が良く、仕事にも人生にも満足していたが…。
・デビッド・ハーケン(ケビン・スペイシー)・・・ニックのパワハラ上司。昇進を盾にニックをこき使う。
・ジュリア・ハリス(ジェニファー・アニストン)・・・デールのセクハラ上司。歯科医。
・ボビー・ペリット(コリン・ファレル)・・・カートのバカハラ上司。ジャックの息子で、ジャックの死後社長に。麻薬中毒。
・ジャック・ペリット(ドナルド・サザーランド)・・・カートの会社の社長。心臓発作で亡くなる。
・水仕事の男(ヨアン・グリフィズ)・・・デールがネットで探したプロの殺し屋。実際は男性相手の水商売。
・ディーン・MF・ジョーンズ(ジェイミー・フォックス)・・・バーで3人が声を掛けられたプロの殺し屋。実際は元詐欺師。
感想・評価・レビュー
まさにアメリカのブラックコメディ!オバカな3人がどうなることかと思いましたが、最後はそれぞれ上司に一矢報いてスッキリ!
1番怖いのはニックの上司ハーケンでしたね。カーナビのグレゴリーが1番いい仕事した!
エンドロールにはNGシーンもあり、最後の最後まで笑えました。ジェイミー・フォックスの「Give me that agein」が最高。あの笑顔と声にシビれました!
幸いなことに殺したくなるほどのモンスター上司には出会ったことありませんが、悩んでいる人が世界中にたくさんいるんだろうな。この作品を見て、少しでも笑えたらいいですね。
ハラスメント上司への痛快復讐コメディ『モンスター上司』はオススメ度「★★★★」
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最後までお付き合いいただきありがとうございました!
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