「ファン・ジニ」あらすじ・ネタバレ④10話~12話

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実在した朝鮮王朝最高の芸妓「ファン・ジニ」のあらすじ・ネタバレをご紹介します。今回は「ファン・ジニ」あらすじ・ネタバレ③の続きです。人物紹介はコチラ

厳しい身分制度によって、人生でたった2度の恋は叶わず、芸の道を究めた女性ファン・ジニの人生を描いた物語です。

※朝鮮王朝時代の身分制度をまとめた記事はこちら。

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【あらすじ】

ウノの死から4年後。チニは明月(ミョンウォル)という妓名で、「家1軒用意しないと手を握ることもできない」傾国の美女、と評判の妓生になっていました。ウノが他の誰にも見せたくないと言った舞は封印していました。今も初恋を引きずったままで、ペクムへの憎しみも消えることはありません。そんなミョンウォルは、ウノの命日に川で入水自殺を図り、キム・ジョンハンに助けられます。

キム・ジョンハンは礼曹判書(イェジョパンソ、政府高官)の職に就き、明国から郷楽(ヒャンアク、朝鮮固有の芸楽)を守るという任務を、国王直々に任されます。王族のピョクケスとは友人で、協力を仰ぎます。郷楽を廃止しようと考える明国の使臣チャン大使を思い留まらせるため宴を準備します。その宴で芸を披露することになった松都(ソンド)教坊(きょうばん、妓生の養成所)。しかし直前になってミョンウォルは寺へ行ってしまいます。ジョンハンが説得に行きますが・・・。

「私は真心の力を信じる」

宴の途中、ミョンウォルがコムンゴを持って現れます。しかしコムンゴには弦がなく、胸に秘めた心の音、つまり詩で勝負を申し出ます。そこでミョンウォルの才知と詩心に感動したチャン大使は、考えを改めて明国に帰っていきます。

ミョンウォルが心に重荷を抱えていると気付いたジョンハンは、ミョンウォルが気になってしまいます。ミョンウォルも、真心を信じると言うジョンハンが、かつてのウノと重なって見えてきます。一方ピョクケスも、ミョンウォルの魅力に惹かれてしまったようす。そしてプヨンもジョンハンに近付きます。

楽譜や舞譜をまとめるための都監(トガム)が松都に設置され、優れた官妓の名もそこに記されることに。そこで多く名を乗せた教坊が新しい女楽(ヨアク、宮中の妓生)を任されます。舞を封印していたミョンウォルは、ペクムに復讐するため、メヒャンを訪ねて剣の舞を習いたいと願い出ます。そこで、ペクムを倒したら、女楽の行首(ヘンス、妓生の長)の座をくださいと言い、メヒャンは承諾。

ピョクケスも松都に入り、ミョンウォルを呼びますが、先約があると断られます。しかし先約だった商団から断りが入り、ピョクケスが手を回していたことを知ったミョンウォルは、ピョクケスが友人たちといるところへ乗り込みます。

「覚えていてください。富と権力では動かせないものがあることを」

剣の舞を披露する宴で、ペクムと勝負することになったミョンウォル。ペクムが退妓するか、ミョンウォルが官婢(かんぴ、国有の奴婢)になるか・・・。ミョンウォルが封印していた舞で勝負することに。母ヒョングムは、ウノのために封印した舞を、ペクムへの復讐に利用するのをやめさせようとしますが、ミョンウォルの決心は変わりません。

5年近く舞っていなかったミョンウォルは、童妓(どうぎ、妓生見習い)以下の動きしかできませんでした。幻滅したメヒャンに、ペクムが話をしにきます。いがみ合ってはいますが、心では妓生としてお互いを認め合っている2人。そこからメヒャンは、ミョンウォルに基礎体力をつけさせるところから始め、朝から晩まで付きっ切りで特訓。一方プヨンは、ペクムに鶴の舞を伝授してもらおうと、舞を見てほしいと申し出ますが、今は剣舞に集中するよう言われてしまいます。

はじめは嘲笑っていた妓生たちも、驚くほど上達しているミョンウォルを見て愕然とします。同時に、これまで見た事もない笑顔で指導するメヒャンを見たプヨンは困惑。そしてミョンウォルを脅威に感じ、焦り始めます。ミョンウォルの上達に危機感を感じているのは、かつての妓生仲間である松都教坊の妓生たちも同じ。ミョンウォルが勝てば、行首であるペクムが退妓となり、自分たちも危ない。ある夜、稽古に励むミョンウォル目掛けて丸太が放たれます。その様子を見ていたジョンハンが気付いて飛び出します。



【感想・評価】

4年経っても忘れられず自暴自棄になっているチニの姿を見てやりきれません。でもやっぱり立派な妓生になっていましたね。ウノの使用人だったトクパルも松都教坊に身を置いているようで、少し立派な格好をしていましたね。あのキャラがいなくなるのは寂しかったのでちょっと嬉しい!

ペクムが悪だとは思えない。確かに、チニとウノの初恋をぶち壊しましたが、人一倍チニのことを思っているような気もします。自分を排除しようとするメヒャンに、遠回しに助言してましたよね。だからメヒャンは、まず足を鍛えるようにしましたよね。女楽の行首になることよりも、ミョンウォルを朝鮮一の妓生にすることを考えてるように思える・・・。ミョンウォルからしたらウノの方が大事だったんだろうけど。

ここで第2の男が出てきましたね!うすーいイケメンのジョンハンと、ギュッとした顔のピョクケスで、三角関係が展開されるんでしょうね。

ちなみにウノの友人の両班のひょうきんご子息サンスも、成長した姿で出てきます!中身は変わってないのがまた嬉しい!

続きは「ファン・ジニ」あらすじ・ネタバレ⑤へ!

最後までお付き合いいただきありがとうございました!

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