中国ドラマ 如懿伝~紫禁城に散る宿命の王妃~/DVD-BOX
中国宮廷時代劇『如懿伝(にょいでん)~紫禁城に散る宿命の王妃』の登場人物をご紹介します!
かなり多いです!最初はどれが誰だかわかりませんでした。途中退場する人でも、前半はメインどころだったりするので、簡単にまとめても長くなります・・・。
同じ時代、同じ登場人物で、ヒロインが違う別視点の「瓔珞<エイラク>~紫禁城に燃ゆる逆襲の王妃~」もぜひ見てみてくださいね!
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登場人物
・嫻妃(かんひ)烏喇那拉(ウラナラ)如懿(にょい)・・・主人公。乾隆帝の幼なじみで2番目の皇后。乾隆帝がまだ皇太子の頃、側室として宮廷に入る。最初は正室として選ばれたが、当時皇后だったおばの烏喇那拉氏が、養子の不始末で禁足になったせいで雍正帝に却下され、側室となる。後宮争いで冷宮送りとなるが、冤罪がはれて皇后に。清廉潔白で、堕落した生活を送る乾隆帝に諫言し、少しずつ互いの心が離れていく。そんな中、永琪暗殺の疑いをかけられ廃后に。誤解がとけて復位されるが拒絶し、病死。モデルは輝髪那拉(ホイファナラ)氏。
・乾隆帝(けんりゅうてい)・・・清の第6代皇帝。名は愛新覚羅(アイシンギョロ)弘暦(こうれき)。幼なじみの如懿に好意を持ち、ウソをついて妃候補に並ばせ、正室として選ぶ。しかし父である雍正帝に却下され、諦められず側室にする許可をとる。正室に選ばれた富察(フチャ)氏を皇后として尊重している。猜疑心が強く、後継争いを最も嫌う。皇帝の御前侍衛である凌雲徹(りょううんてつ)と如懿の仲を疑い、度が過ぎる仕打ちと嫌がらせを再三行ったことで修復不可能な溝が出来る。永琪が亡くなったことが決定打となり、冷遇したのちに廃后する。
後宮
・皇后 富察琅嬅(フチャろうか)・・・乾隆帝の最初の皇后。遅れて後宮入りした如懿と高晞月に、姉妹の証としてブレスレットを贈ったが、実はその中に妊娠を阻む薬を仕込んでいた。如懿に嫉妬し、ほかの妃嬪を教唆して陥れるが、自分の手は汚さない。亡くなる際にも、関与は認めなかった。モデルは孝賢純皇后。
・慧貴妃(けいきひ)高晞月(こうきげつ)・・・如懿と一緒に側室になった。乾隆帝の即位後、父の威光で昇格し、皇后や金玉妍とともに如懿を蹴落とすための謀に精を出す。死に追いやった阿箬の亡霊に悩まされて錯乱。フチャ皇后たちに見捨てられ、ついに乾隆帝にも見限られるが、亡くなる直前にフチャ皇后の悪事を暴露。
・純貴妃(じゅんきひ)蘇緑筠(そりょくいん)・・・子を産んだことで貴妃に昇格。善良だったが金玉妍にそそのかされ、息子を皇太子候補にしたい思いから行った行動が乾隆帝の怒りを買う。その後、息子の第3皇子永璋(えいしょう)まで、寒香見に夢中になっている乾隆帝を批難して怒りを買う。肺を患っている身で、雨の中許しを請い続けたせいで倒れる。皇貴妃に昇格されるもそのまま病死。
・嘉貴妃(かきひ)金玉妍(きんぎょくけん)・・・朝鮮玉氏出身で、ほとんどの悪事に関与している。息子たちが後継争いから脱落し、悪事がバレて庶人に落とされて生涯禁足に。頼りの玉氏からも見捨てられて戦意喪失。すべてを如懿に白状した後、切り刻まれた姿で発見された。
・ 炩妃(れいひ)衛嬿婉(えいえんえん)・・・女官だった頃、幼なじみの凌雲徹の恋人だった。フチャ皇后のもとで仕えていたが、金玉妍に引き取られていじめられる。進忠に助けを求めて乾隆帝の側室になる。恋人を捨て、出世を選んだことから如懿たちに相手にされない。後に乾隆帝の寵愛を得て子沢山になるが、その欲深さを見抜かれてけん制するために子を取り上げられる。様々な陰謀を企て、たくさんの人を死に追いやった張本人。乾隆帝が病で寝込んでいた時、密建書(次の皇帝の名前を書いた紙で遺言書のようなもの)を入れる小箱に息子の永琰(えいえん)の名を書いた紙を入れようとして見つかり、これまでの悪事も露見し牽機薬(けんきやく)を飲まされる。しかしその後解毒薬を飲まされ、目を覚ました後に再度毒を飲まされる。「死なせず苦しめろ」という乾隆帝の言葉通り・・・。そうして生き永らえていた9年後、ヒ素を賜り死亡。モデルは孝儀純皇后。
・舒妃(じょひ)葉赫那拉(エホナラ)意歡(いかん)・・・皇太后によって送り込まれ、乾隆帝に大変気に入られ、自身も乾隆帝を慕っていた。しかし乾隆帝の指示で、妊娠薬と偽って避妊薬を飲まされていた。そうとは知らず、薬を飲むのをやめたところ懐妊。しかしやっと授かった子は虚弱体質のため早世。乾隆帝に失望し、自身の部屋に火を放ち自殺。
・海常在(ハイじょうざい)珂里葉特(ケリェテ)海蘭(ハイラン)・・・如懿を姉と慕い、何があっても如懿の冤罪を晴らすために奔走する。永琪の生母で、育ててくれた如懿を大事にし、絶対に欲を出さないよう言い聞かせている。如懿を助けるために凌雲徹を処刑したことで、如懿の怒りを買う。
・玫答応(まいとうおう)白蕊姫(はくずいき)・・・歌妓で琵琶を披露した際、乾隆帝に気に入られて側室になる。その後妊娠するが流産させられ、その影響で不妊になる。如懿に毒を盛られたと勘違いし、敵意を抱く。悪事に加担していたが裏切られ絶望し、フチャ皇后の息子の第7皇子永琮(えいそう)を暗殺し、慶嬪に毒を盛る。最期は如懿に看取られながら、乾隆帝から賜った毒を飲んで絶命。
・穎妃(えいひ)巴林湄若(バリンびじゃく)・・・モンゴルのお姫様。流産した悲しみを癒すために乾隆帝から衛嬿婉の娘の養育を任される。最初は嫌がっていたが、とても可愛がって育てたようで、衛嬿婉が無理やり連れ去ろうとしたとき、娘は穎妃を選んだ。天下の皇帝にも抗議する数少ない妃。
・豫妃(よひ)博爾齊吉特(ボルジギット)厄音珠(アーインシュ)・・・モンゴルから30歳で後宮入りした。若い娘にはない色気に乾隆帝は夢中になる。しかしスパイであることがバレて、生涯禁足に。しかし恒例行事にボルジギット氏が参加するため、禁足が解かれ同行したが、如懿の息子永璂(えいき)の暗殺を企み失敗。その後、凌雲徹の妻の茂倩(もせい)を連れて、乾隆帝に如懿と凌雲徹の密通を訴えて失敗し、慎刑司(しんけいし、尋問所)の牢で死ぬまで捨て置かれる。
・容妃(ようひ)塞香見(かんこうけん)・・・ジュンガルの公主で婚約者がいたにも関わらず、無理やり紫禁城に連れてこられた。乾隆帝を恨み、初対面で舞を披露する最中に刃を向けるが取り押さえられる。しかし、その美貌に瞬時に虜になった乾隆帝により、処罰を受けることなく側室にされる。理解してくれた如懿には心を開くが、乾隆帝には非常に冷たい態度をとる。皇太后の指示で避妊薬を持ってきた如懿を理解して飲んだ。
皇族
・皇太后鈕祜禄(ニオフル)氏・・・乾隆帝の養母。最初は如懿を嫌っていたが、だんだんその実直さに心を動かされる。乾隆帝と如懿の仲が悪くなった後、乾隆帝を諫めることが多い。もともとは如懿のおばで先帝皇后である烏喇那拉宜修を嫌っていたため、その姪である如懿を嫌っていた。しかしその先帝皇后が先帝の怒りを買って禁足になり亡くなりったことと、乾隆帝が即位したことで皇太后になった。
・ 永琪(えいき)・・・乾隆帝の第5皇子。生母海蘭と如懿に育てられ、非常に優秀。乾隆帝の信頼も厚く、皇太子として選んだ矢先に、毒による病の悪化で亡くなる。
・和敬(わけい)公主・・・フチャ皇后の娘。如懿のせいで母が亡くなったと思い、如懿を貶めるために衛嬿婉に手を貸す。しかし最後には如懿を理解する。
侍衛・太監
・凌雲徹(りょううんてつ)・・・冷宮の侍衛だった頃、如懿と出会い、力になる。もともと幼なじみで女官だった衛嬿婉と将来を誓うが、嬿婉が乾隆帝の妃となったことで諦める。如懿から絶大な信頼を受け、如懿が復位してからは皇帝の御前侍衛となる。太監に忠誠を誓い、手足となって動く。後に乾隆帝の嫉妬を買い、太監に落とされ如懿のもとへ送られる。策略により密会を疑われ、激しい拷問を受ける。如懿を助けるため訪れた海蘭から、窒息死を賜る。
・三宝(さんぽう)・・・如懿付きの太監。冷宮同行も志願した。海蘭に同行し、凌雲徹に涙ながらに「供養は欠かしません」と言いながら処刑。
・李玉(りぎょく)・・・乾隆帝付きの御前太監。江与彬と惢心とは幼なじみ。惢心に好意を持ち、何度もアクセサリーを贈るが、江与彬との結婚を祝福し、諦める。凌雲徹たちとともに如懿を助けてくれるが、そのせいで円明園に飛ばされるが、後に総管太監となる。
・江与彬(こうよひん)・・・太医院につとめる侍医。腕はよく、特に毒に精通している。李玉や凌雲徹とともに如懿を助け、拷問によって足を悪くした惢心を娶る。刑死した凌雲徹の供養をしている。
・進保(しんぽう)・・・御前太監で李玉の弟子。南巡で皇帝の堕落ぶりに困り果て、如懿に助けを求める。最終話では如懿の死去を皇帝に伝えた。
・進忠(しんちゅう)・・・御前太監で李玉の弟子。女官だった衛嬿婉を乾隆帝の妃にしてのし上がろうとしていた。凌雲徹を死に追いやり、口封じに嬿婉に殺される。
・双喜(そうき)・・・高晞月付き。お調子者。
・王蟾(おうせん)・・・衛嬿婉付き。春婵とともに嬿婉の拷問役に。
後宮の侍女
・阿箬(あじゃく)・・・如懿が実家から連れてきた元如懿付きの侍女。金玉妍にそそのかされて野心を抱き、乾隆帝の側室となる。妃嬪たちに傍若無人にふるまっていたが、寵妃である阿箬に誰も何も言えなかった。寵愛を受けていると思われたが、実は側に置きながら冷遇されていた。乾隆帝が如懿の無実の証拠を得るため、1番近くに置いて寵妃と見せかけていた。如懿排斥のためウソの告発をしたが露見し、喉を潰されて冷宮に送られる。その後自殺。
・惢心(ずいしん)・・・如懿付き。如懿が冷宮送りになった時も同行。杖刑を受けて足に障害が残り、出宮して江与彬と結婚。その後も折に触れて如懿を訪ねている。
・容珮(ようはい)・・・内務府の太監に抗議する姿を如懿に見出され、惢心と入れ替わりで如懿付きの侍女になる。如懿に忠誠を誓い、いつも冷静沈着。他の妃嬪が如懿を陥れようとしたことが露見した際は、皇帝の妃であっても平手打ちしたりする。最後は殉死。
・春婵(しゅんせん)・・・衛嬿婉付きで古くからの友人。積極的に悪事に加担したが、裏切りを疑われて毒を混ぜた口紅を塗られる。嬿婉の使いで外出し、昏倒したところを江太医に助けられる。その後、乾隆帝の前で嬿婉の悪事をすべて暴露し、生涯の拷問役に。
・澜翠(らんすい)・・・衛嬿婉付き。忠実に仕えたが切り捨てられ惨死。
・毓瑚(いくこ)・・・乾隆帝付き。平等な目で物事を見て判断する。特に後宮争いにおいては、如懿と凌雲徹の関係、永琪暗殺疑惑には疑問を持ち、乾隆帝に助言した。
・素練(それん)・・・フチャ皇后付き。金玉妍に殉死に見せかけ殺された。
・蓮心(れんしん)・・・フチャ皇后付き。虐待を受け、如懿に助けられて恩義を感じる。皇后の落水現場に居合わせたが逃走し、罪悪感から入水自殺。
・葉心(ようしん)・・・海蘭付き。海蘭の手足となって動く。海蘭の指示で如懿を助けるため、炩妃と凌雲徹の噂を流した。
・貞淑(ていしゅく)・・・金玉妍付き。実家の朝鮮から同行。文盲を装って如懿の私通を偽装しようとしたが露見し、玉氏に返された。
・苿心(ばっしん)・・・高晞月付き。高晞月の死後、天然痘にかかり、死ぬ前に高晞月の敵討ちのため、如懿と海蘭にフチャ皇后告発を持ちかけた。如懿に断られた後、白蕊姫が計画を実行したので思いは果たされた?
感想・評価・レビュー
とにかく登場人物が多い。侍女に関しては「心」がつく人が多く、どれが誰の侍女だかわからない。そして皇帝とメインの後宮と皇太后以外は区別がつかない。後半になってやっと後宮を覚えました。それでも全部ではないですが・・・。
これだけ多いので、色んなキャラクターがあって面白いです。悪い人は比較的覚えるのが早かったかもしれません。いい人はどうしても印象が薄くなってしまいましたね。
その中でも容珮と凌雲徹が好きでした。2人とも如懿のために命を落としますが、本望だったようだし、その忠実さに心打たれました。
逆に嫌いだったのは乾隆帝!コイツのせいでどれだけの人が不幸になったか・・・。私からすれば諸悪の根源です。
書ききれなかった人物はいつか書くかもしれませんが、今のところはこれでご勘弁ください。
最後までお付き合いいただきありがとうございました!
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