殺人犯を暴き、死のループから抜け出せるのか！？
2017年に公開されたアメリカのホラー映画『ハッピー・デス・デイ』をご紹介します！
主人公の女子大生トリーを演じるのは、「ラ・ラ・ランド」のジェシカ・ローテ。公開日が13日の金曜日というホラー映画日和で、公開初週末に週末興行収入ランキング初登場1位を獲得。
本作で殺人犯がしているベビーマスクをデザインしたのは、「スクリーム」のゴーストフェイスをデザインしたトニー・ガードナー。あんな顔のベビーがいたら怖いですよね・・・。続編「ハッピー・デス・デイ ２U」も公開時には制作が決まっていたそうです。
それでは最後までお付き合いください！
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【あらすじ】
9/18誕生日の夜、主人公トリーは、父との約束をすっぽかしてパーティ会場に向かう途中、トンネルに置かれたオルゴールに気付きます。友人のサプライズと思ったトリーがオルゴールに近付くと、背後にベビーマスクをした人物が。トリーが悪態をつき、いなくなったと思われたベビーマスクが現れ、殺された瞬間にカーターの部屋で目が覚めたトリー。外に出たトリーは既視感に戸惑いながらもその日を過ごしますが、オルゴールを見てトンネルを通らずパーティ会場へ。しかしそこでもまた殺されて目が覚めたトリーはカーターの部屋で、外に出るとまた同じ光景が・・・。トリーは殺される誕生日をループしていたのです。
【みどころ】
毎日誰かに殺される・・・
1度目はパーティ会場に向かう途中で殺され、2度目はパーティ会場の部屋で殺され、タイムループしていることに気付いた主人公トリー。外出しなければ殺されないだろうと自宅にこもった3度目は浴室に潜んでいた犯人に殺され、ついにトリーはカーターに相談。ベビーマスクの正体を暴くことに。その為にはトリーは殺される毎日を繰り返さなければならない。刺殺、溺死、交通事故死、撲殺・・・疑わしい人物を1人ずつ張り込んでは殺されるのを繰り返しているうちに、トリーの体は悲鳴をあげ倒れてしまいます。病院のベッドで目を覚ましたトリーは、レントゲン写真から、医学的には死んでるはずだと言われます。そこでも襲われ、やっとのことで逃げますが・・・。
トリーは死のループを抜け出せるのでしょうか？
変更されたエンディング
無事に死のループを抜け出せたと安堵したところ、不倫相手の妻に殺されるというラストでしたが、試写会で酷評だったために変更されたそうです。確かにハッピーエンドを望むのはわかりますが、妻の立場からすると気持ちは少しだけわかります・・・。
ホラーだよね？
女子大生が正体不明の殺人鬼ベビーマスクに殺され、その瞬間目が覚めて同じ朝を迎える。殺される誕生日を繰り返すタイムループから抜け出すため、何度も何度も殺されるというホラー映画。追われる恐怖、殺される恐怖、そしてそれを繰り返す恐怖。なのに何故かクスッとしてしまう。それは死のループにはまってしまった主人公トリーのキャクターでしょうね！殺され続けるうちに半ばヤケクソになり、開き直ったような態度が恐怖を和らげてしまいます。結果、めちゃくちゃ面白かったです！
【登場人物】
・トリー・・・主人公。殺される誕生日を繰り返すという死のループから抜け出すため、
・カーター・・・トリーのボーイフレンド。
・ダニエル・・・トリーの友人。女子グループのボス的存在。
・ロリ・・・トリーのルームメイト。
・グレゴリー・・・トリーの不倫相手。
【感想・評価・レビュー】
ジャンルはホラーコメディです。相容れないジャンルですよね。わかります。でも、見てもらえれば意味がわかります。とにかく面白かったです。ベビーマスクに襲われるシーンではハラハラドキドキのスリラー要素もありながら、大半は開き直った主人公トリーのキャラクターによってコメディ化してました。
ループを繰り返していく中で、周りの人たちへの接し方も見直して変わったトリーでしたが、それがまた悲劇へと繋がり・・・。女は怖い！
次の作品を探している方は、以前ご紹介した「タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら」をオススメします。本作『ハッピー・デス・デイ』の監督が参考にしたたくさんの作品の中の1つだそうです。
本作の続編「ハッピー・デス・デイ ２U」もぜひご覧ください！
最後までお付き合いいただきありがとうございました！
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