夜を歩く士／Blu-ray-BOX DVDセット
初回数量限定版
妖艶で冷酷な吸血鬼 vs 人の心と吸血鬼の本能の間で葛藤する元人間
2015年に韓国MBCで全20話で放送されたドラマ『夜を歩く士〈ソンビ〉』をご紹介します！
「イルジメ～一枝梅」「麗～花萌ゆる８人の皇子たち」のイ・ジュンギと、東方神起チャンミンが競演。「太陽を抱く月」演出と「コーヒープリンス1号館」脚本の豪華タッグによるファンタジーラブロマンス史劇。
人の心を持ちながらも本能との間で葛藤する吸血鬼を演じるイ・ジュンギが、美しく妖艶。東方神起チャンミンは、本作が初時代劇。自由奔放な遊び人を装いつつ、悪を倒す正義感を隠し持つ王子を爽やかに演じています。
陰の支配者である美しい吸血鬼を演じるのは、今やドラマに引っ張りだこのイケメン俳優イ・スヒョク。ヒロイン役には「九家（クガ）の書」「ピノキオ」のイ・ユビ。2人は本作で最優秀新人賞を受賞しています。
人間は吸血鬼から王朝を取り戻すことができるのでしょうか？
それでは最後までお付き合いください！
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『夜を歩く士』のあらすじ
朝鮮王朝を陰で支配している吸血鬼がいることを知った、美しく聡明なエリート官吏キム・ソンヨル。親友のチョンヒョン世子と共に、吸血鬼クィと戦うことを決意。
しかし、チョンヒョン世子は謀反を企てた大逆罪人として処刑され、婚約者のミョンヒまで失ってしまいます。守護鬼のヘソから力を受け継いだソンヨルは吸血鬼となり、クィを滅ぼす使命を背負うことに。
120年後、ソンヨルはチョンヒョン世子が遺した、クィを倒す秘策が記された備忘録を手に入れるため、本売りのヤンソンに本探しを依頼。同じ頃、世孫（セソン、王の孫）イ・ユンも、父であるサドン世子を殺したクィを倒すため、チョンヒョン世子備忘録を探していました。
歴史から抹消されたチョンヒョン世子を知る者は少なく、クィまでもが備忘録を探していることを知ったソンヨルは…。
みどころ
吸血鬼に支配される朝鮮王朝
朝鮮王朝時代、王宮ではお妃が次々と亡くなり、秘密裏に急ぎ火葬されていました。美しく聡明なエリート官吏キム・ソンヨルは、そのお妃の首に噛まれた痕があるのを見つけ、親友であるチョンヒョン世子（セジャ、次期国王）に問い詰めます。
チョンヒョン世子は”淫乱書生”の名で、王の女の生き血を吸う吸血鬼の物語を書いていたのですが、ソンヨルはそれが本当に起きていることなのだと気付いたのです。
王宮の地下宮殿には吸血鬼クィが住み、陰で王を支配していました。200年前、王の祖先が「自分を王にしてくれたら、子々孫々永遠に仕える」との約束を交わしていたのです。
チョンヒョン世子とソンヨルが、自分を消そうと画策していることに気付いたクィは、2人が頼った守護鬼（掟に背いた吸血鬼を始末する吸血鬼）ヘソを殺害。チョンヒョン世子は謀反を企んだ大逆罪人として晒し首にされ、ソンヨルの父なども世子と同じく晒し首に。
ソンヨルも追われる身となっていましたが、クィに気に入られ、手下となり王となるよう言われますが…。
歯向かう者はすべて殺してきたクィ。妖艶な美しい見た目とは裏腹に残忍。世子さま爽やかイケメンだったのに…。
歴史から抹消された世子が遺したもの
チョンヒョン世子が亡くなり、ソンヨルが姿を消してから120年。
チョンヒョン世子と同じようにクィに抗ったサドン世子が殺され、ひそかにクィを倒す秘策を考える唯一の王位継承者である世孫イ・ユン。”淫乱書生”の名で「父子愛欲」という小説を書いていたのは、父であるサドン世子の敵討ちを計画する息子イ・ユンでした。
同じくチョンヒョン世子の備忘録を求め、ソンヨルも動き始めます。男装して禁書を売っているヤンソンに、その備忘録を手に入れるよう依頼。しかし、チョンヒョン世子は歴史から消されているため、多くの本を扱うヤンソンでも知りませんでした。
吸血鬼クィを消す秘策が記されたチョンヒョン世子の備忘録を探しているのは、イ・ユンとソンヨルだけではありません。120年前に備忘録を燃やしたクィも、誰かの手に渡る前に探し出そうとしています。
やっとのことで手にしたチョンヒョン世子の備忘録に記されていた、クィを倒す秘策とは…。
イケメンしかおらん！
120年ぶりの恋情
吸血鬼になる前に愛した婚約者ミョンヒを亡くし、120年もの間潜んでいたソンヨル。”チョンヒョン世子備忘録”を探すため、あらゆる本を扱うヤンソンと出会います。
家族のために男装してまで働くヤンソンに少しずつ惹かれていくソンヨルですが、自分が人間ではないことから突き放そうとします。
ヤンソンはひと目で美しいソンヨルに惹かれ、想いを告げても冷たくされショックを受けます。しかしヤンソンの危機には必ず助けに現れるソンヨルと、少しずつ近づいていきます。
実はヤンソンこそが、クィを倒すための秘策に必要な存在で…。
主要人物（キャスト）
・キム・ソンヨル（イ・ジュンギ）・・・元エリート官吏。親友チョンヒョン世子（セジャ、次期国王）婚約者ミョンヒを吸血鬼クィに殺され、自身も吸血鬼となる。人間の心と吸血鬼の本能をあわせ持ち、クィと戦える唯一の存在。
・クィ（イ・スヒョク）・・・吸血鬼。応急の地下に住み、王を陰で支配し、人の血を飲んで生きる。元々は師であるヘソとともに守護鬼をしていた。
・イ・ユン（チャンミン）・・・世孫（セソン、王の孫）。唯一の王位継承者で、遊び人を装っている策士。父であるサドン世子（セジャ、次期国王）をクィに殺され、見殺しにした祖父ヒョンジョ王を恨んでいる。敵討ちのためクィを倒す作戦を練っている。
・チョ・ヤンソン（イ・ユビ）・・・家計を支えるために男装して禁書を売る本売り。”月光居士”の名で正義の吸血鬼の小説を書いている。
・スヒャン（チャン・ヒジン）・・・守護鬼であるソンヨルに仕える妓生（キーセン、芸妓）。妓房を取り仕切り、情報収集にも長けている。ソンヨルを一途に想い続けていて、急接近するヤンソンに嫉妬するように。
・チェ・ヘリョン（キム・ソウン）・・・父親の出世のためにクィに捧げられた高官の娘。クィの指示でソンヨルに近づく。
・イ・ミョンヒ（キム・ソウン）・・・ソンヨルの婚約者。婚礼目前でクィに捕らえられ、吸血鬼と化し苦しむソンヨルのために命を捧げた。
・チョンヒョン世子（イ・ヒョヌ）・・・クィに服従することを拒み、親友ソンヨルとともにクィを倒そうと考えていたが、クィの指示で大逆罪人として処刑された。”淫乱書生”の名で小説を書き、クィを倒す方法を記した備忘録を遺した。
感想・評価・レビュー
ゾンビものだと思って見始めた人は少なくないはず。再生した瞬間、「士〈ソンビ〉とは・・・」みたいな説明が出て気付きました。
1つだけ許せないのは、チョンヒョン世子を2話で消したこと。可愛らしいイケメンだったのに…。イ・ジュンギと一緒にクィと戦うかと思ったのに、早々にご退場でしたね。
イ・ジュンギが相変わらずお美しい。泣き顔まで美しいからもう何も言えない。美しい以上の言葉がない！数々の韓国時代劇を大ヒットに導いた大スターですからね。現代ドラマも出演されていますが、時代劇以外は見たことありません。今度見てみようかな…。
東方神起って一時期すごい人気でしたよね。メンバーが抜けて2人になった、というぐらいしか知識がなかったのですが、爽やかイケメンですね。イ・スヒョクとチャンミンも今後要チェックですね。
王朝を支配する吸血鬼を倒すために吸血鬼となった元人間の、永遠の愛と悲しい宿命を描いた『夜を歩く士〈ソンビ〉』はオススメ度「★★★★」
最後までお付き合いいただきありがとうございました！
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